2016年1月24日日曜日

AmericaのCredit card1 日米で比較した特徴

概要

日本のクレジットカードとの差異を項目別に書いていく。
アメリカではクレジットカード自体が個人の経済的信用度(クレジット)を象徴する面もあり、車やホテルの部屋を借りる際に必須であったりする。クレジットカード社会であるアメリカにおいては非常に便利な半面、リスクも大きいので、きちんと把握して作る・使うべき。

SSNとの関連

Social security numberに紐付けされる場合が多く、以下に述べるクレジットヒストリーに関連する。
以下余談
自分の場合、SSNなしでの登録は一時的のものだけだった。JAL-USAカードがSSNが届くまでの間。あと、嫁のsecureカード。自分の銀行口座を joint accountにし、利用履歴が1年以上ある銀行から(Bank of America)のもの。これが影響しているかは分からない。SSNなしでの利用は銀行にとってもリスクになるはず。嫁のSecureカードについては、一時的と書いてはみたが、1年以上たってもsecureカードについては登録を催促されてはいない。契約時に一応登録を推奨されたし、長期的にはするつもり(むしろSSN取得・登録後のヒストリー反映狙い(さかのぼって反映されるはず…)でカードを申請した。)


クレジットスコア(FICOスコア)との関連


ApplyしてApproveされる基準がクレジットヒストリー。その目安がクレジットスコア。
多くの場合、”鶏と卵”の関係にあり、クレジットカードを使うことでスコアがあがるが、クレジットカードを持つためには、高いクレジットスコアがあった方が良い。
クレジットスコアが悪い人用のカードもある。
各銀行のSecureカードとよばれるものがそれだ。学生用のカードもそういう意味では多くのアメリカ人にとって最初に持つカードになるのだろう。
以前、日本人用のドル建ての一枚目のクレジットカードのについては記述したとおりだ。ある意味裏技的だが、
実用的だと思う。
クレジットスコアが良くなれば、preapproveと呼ばれるダイレクトメールが届くようになる。
このダイレクトメールは目安にだけするべきで、カード選びは慎重に選ぶべき。

<スコアをよくするには... まず勉強すべき(笑>
以下を読む前に、他サイトでクレジットスコアの構成要素を学ぶべき。しかし、まぁ、まとめると…
-延滞しない
-利用枠に対する利用額を毎月30%以下1%以上にする(締め日前の途中部分支払いが有効かも@低利用率)
-無闇にカードを申請しない
-無闇に解約しない
-上記と矛盾するが、利用枠総額をあげる。
-同じく、上記と矛盾するが、カード枚数を増やす。
まとめると、”本当に必要なカードのみ、責任を持って、余裕を持ち、長く使うべき”ということ。

逆に、スコアが悪くなると良くするのは大変なことらしい。経済的信頼度とはそういうことなのだろう。

家族カード


家族カードとは書いたが、アメリカではauthorized userと呼ばれ、家族に限らない。なお、クレジットヒストリーに影響するのは(つまり、全責任が)通常、本会員のみで、authorized userには影響しない。そのため、Amex以外ではほとんどの場合、SSNを登録に必要としない。AMEXにしても、電話での登録であれば、SSNなしでいけるが、あとからたまにくるSSNをよこせメールが多少うざい。SSNは登録する理由はとくに見当たらないので登録すべきではないと考える。


入会特典・還元率 / 年会費

日本のカードに比べて年会費に対する入会特典・還元率が良い。これが良いカードほど必要とするクレジットスコアが高くなる傾向がある。ドル建て二枚目以降のクレジットカードであれば、還元率2-5%程度は狙っても良いと思う。入会特典だけで選ぶのは避けた方がいいが、目も眩む場合もある(笑 無料カードですら200ドル以上の入会特典があったりするわけだし。それでも避けた方が良い理由は上記の<スコアを良くするには>を参照。


スキミング


レストランを中心にかなり多い。毎月以上の頻度でカード利用内容をきちんとチェックすべき。カードごとに有利な点を整理し、利用分野を限ることで、チェックしやすくなる(レストランなど見えないところで取り扱うカードは手持ちのカードの中で限定すべきということ)。補償されることが多いらしいので、見つけたら即時カード会社に連絡。
ちなみに、一度スキミングされたことがある。馴染みのレストランの知らないウェイトレスだった(後日発覚)。
逆にあまり使っていなかったDiscoverでパソコン買ったらスキミング疑いでいきなり止められて参った。 (これもよくある…)


支払い方法


日本で言うところのリボルビング払いが一般的だが、トラブルの元だし、論外。
全額自動引き落としが楽だが、小切手で支払う人も多いようだ。自分は全額自動引き落としにしている。ただし、毎月全部明細を確認。


Balance transfer


論外。興味を持つべきではない。以上。日本のクレジットカードとの差異を項目別に書いていく。
アメリカではクレジットカード自体が個人の経済的信用度(クレジット)を象徴する面もあり、車やホテルの部屋を借りる際に必須であったりする。クレジットカード社会であるアメリカにおいては非常に便利な半面、リスクも大きいので、きちんと把握して作る・使うべき。

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